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身近な経済学(不条理な取引)

学生インターンの活動報告

こんにちは。Office MYCのインターン生です。

今回は、学生の専攻内容に即した投稿です。内容は、売り手と買い手の持つ情報量に差が生じていることによって生じる不条理についてです。情報量が差が生じることで起こる現象を以下に2つ紹介します。

中古車市場における事例

中古車を販売するA社に購入者B氏が訪れたとします。

 

中古車の品質を良く知るA社は、高品質な車なら300万円・低品質の車なら100万円以上ならば販売してよいと考えているとします。

 

このとき、B氏はA社に出回る中古車の品質を知ることはできないため、A社の中古車に対する価値を中間価格の200万円と設定し、200万円以上の出費は難色を示します。

 

すると、B氏がA社から購入する中古車は低品質なもの(粗悪品)ばかりとなり、高品質な車は売れ残り続けてしまいます。

保険における事例

保険会社Aに加入希望者B氏とC氏が訪れたとします。

 

B氏は健康で、1000円までなら保険料を払っても良い。C氏は病気がちで、治療費を加味して5000円までなら保険料を払っても良いとします。

 

しかし、A社はこれら2人の健康状態を正確に把握することができません。仮に加入希望者に対して情報提供を呼び掛けてもウソをつく恐れがあるからです。

 

このときA社が保険料を2000円と設定したとすると、この保険料は病気がちなC氏にとってのみ魅力的な存在であり、C氏のような病気がちな人ばかりが保険に加入してしまいます。このような状況が続くとA社にとって採算が合わなくなり、廃業へと追い込まれてしまいます。

 

 

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